作業始めでカマド破壊
皆様明けましておめでとうございます(遅っ)。
年末年始は遊びほうけてしまいましたが、いくらなんでも今日から作業再開です。
年末にオリオンさんと出掛けた中部のフリーマーケットでいい感じの風呂釜の扉を見付けました。カマドの扉に使えると思い購入してしまいました。
カマドはかなり前に耐火レンガを漆喰でつなげて積み上げたのですが、その当時カマドを組むにあたってweb上でも参考になる記事が見付けられなくて、全くの手探りで1日で積み上げました。その後実物のカマドを見る機会があったりwebで参考になる記事を発見したりして分かったのですが、レンガは2~3段積んで数日繋ぎの漆喰やモルタルを乾かしてから次の2~3段を積んでいくようにしないといけないそうです。
うちのカマドは1日で積み上げた為、積んでいくうちに自らの重みで歪んでいって形がかなりいびつになってしまってます。
こんな大釜にお湯を満タン湧かすので、万が一カマドが崩れてしまっては大惨事です。
以前に伊江島の民俗資料館で復元されたカマドを観察して構造もある程度頭に入れてきたので思い切って今のカマドは崩して新しく組み直す事にしました。
形がいびつで崩壊の危険性があるのに加えて大急ぎで積み上げた為目地から漆喰がはみ出しまくりで見栄えもあまり良くありませんでした。最初はそれでいいやと思っていましたが、店の方もせっかく小ギレイに作ってきたのでカマドも見栄え良くしたくなったんです。そうすればカマドも店の看板に十分なり得るはずですから。
一緒に組んだ「ほたる」には悪いなあと思いつつゴムハンマーでレンガを叩いて外して、レンガに付着した漆喰を手斧で落としていく作業を黙々と進めています。
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