工具マニア
昔実家が電器店だったのでいろんな工具を使った経験があるため、ホームセンターのチラシで工具が安かったりすると使うかどうかも考えずについつい買ってしまいます。
これはトリマーという工具です。トリマーというのはトリマービットという刃を超高速回転させる事によって木を削る工具ですが、色々な形のビットを交換する事によっていろんな切り口を削り出す事ができます。
2台ありますが左のやつの値段は右のやつの4倍以上します。
座敷の床板ですが、板同士にどうしても多少隙間が出来るため画像のように横っちょに溝を彫ってそこに別の板をはめ込んで板同士を連結させなければいけません。
そこで、最初は手持ちの安い方のトリマーで試みましたが全く使い物になりませんでした。というのも安い物はモーターの力が無くこのような深い溝を1度で彫る事ができないので数回に分けてだんだん溝を深くしていくしかありません。このトリマー手がしびれる程振動が物凄く、どんなにきつく締めても使ってるうちにビットがずれてくるので彫れる溝もずれてしまうのです。と言うことは精度を要求される工作には使用不可と言うことです。
で、奮発して(正確にはかみさんに奮発してもらって)結構高級機種を購入しました。この際ですから店作りにカコつけて工具に対する物欲を満たしてしまいます。流石に値段が4倍以上なので躊躇しましたが結果は買って正解でした。安物とは似て非なる物でした。とにかく回転が滑らかなので手がしびれずに正確な工作が可能になりました。安物は使用中に削っている材木の一部が股間に触れると「振動フォーーーーー!!!!」ってHGな声を上げてしまう程でしたから。
¥980で買った電動ドライバーも最近調子悪かったからどうにか修理したけど一番使用頻度の高い工具なのでこの際買い換えとくかなあ。
結局長く使えてまともに働いてくれるのはちゃんとしたメーカーのちゃんとした商品なのはわかってるんだけど中国製もしくは三流メーカー工具があまりも安い上に上のトリマー2機種を見ても分かる通り安物でも高いのと同じように見えるので思わず手が出てしまうフラーな工具マニアのおれなのです。
関連記事